大東学園高等学校 > 学校紹介 > メッセージ 教職員
大東学園の卒業生たちの進路は多様です。それは、一人ひとりが自分に合った進路を見つけ出すことができるからではないでしょうか。 私たち教職員は、卒業直後だけではなく、もっと未来に向けて、それぞれが求める“夢”や“理想”に一歩でも近づけるようにサポートしていきます。
英語科 冨岡 浩
担任としての最初の出会いの日である入学式・始業式で生徒たちに訴えることが三つあります。一つ目は、高校生活をその学年の一年間ととらえるのではなく、三年間としてとらえ、見通しを持つこと。二つ目は、入試や入学前に書いた作文などでの前向きな決意が大東学園の原点であり、いつでも立ち返ってみること。三つ目はクラスメイト一人一人の個性を尊重し、認めあうこと。そして、「お互いの良いところを一つでも多く見つけること」が三つ目の訴えに通じることを伝えます。
人は嫌なことはいつまでも覚えていますが、周りで起こっている本当に小さな良いことはすぐに忘れがちです。例えば、掃除当番でゴミ捨てを「自分が行く」と自主的に持って行ってくれたことは、その時は記憶に残っても、すぐに薄れてしまいます。このTimesは担任から見える、良いところのほんの一部です。でも、文字に残すと記憶に残る時間がきっと続くと思い書いています。
国語科 泉秀樹
様々な特性をもった生徒たちが集まってできているクラス。当然ですが、毎日色々な出来事が繰り広げられています。感動的な出来事もあれば、時にはちょっと困った出来事も・・・。
基本週に一枚のペースで発行されている私の学級通信は、単純に連絡を伝えるという部分もありますが、こうした日々の出来事に目を向け、頑張っている人、目立たないけれど真面目に役割を果たしている人などを紹介したり、クラス全体で考えてもらいたい問題を投げかけたりすることを意識しています。
行事の後など、多くの生徒の名前が出てくる通信は、お互いを知るうえで役に立つと思います。また、本当に考えてもらいたいことがある場合なども、言葉だけでなく文字の力で訴える通信が役にたってきました。
担任の熱い(?)思いを伝えるにも、気が向いた時に何度も繰り返して読んでもらった方がわかってもらえるか?・・・という思いで書いています。
数学科 中山 理沙
数学の授業では、「計算きらい!」「図形が苦手」「公式が覚えられないし・・・」などのマイナスイメージをもったみなさんに、少しでも自信をつけてもらいたいという気持ちを込めて、授業の進め方を考えています。そのヒントになるのは「みなさんの声」です。私は、学期ごとにアンケートをとったり、授業中に出てくる質問や反応などの「みなさんの声」を大切にして、応えながら授業を進めるように心がけています。
苦手・嫌いの分厚い壁を乗り越えるのは、もちろん自分自身ですが、その手助けをしてくれるのは、教員であり、一番は「友達」ではないでしょうか。
「教えあう」「向上しあう」、そんな関係づくりができる授業を目指し、週一時間の“Wの授業”(少人数授業)では、座席に関係なく、友達同士で相談しながらプリントを完成させます。
「数学って出来れば楽しい!」と自信につながるよう、楽しく前向きな授業を一緒に創っていきましょう。
体育科 総合「人権」担当 山崎 到
「人権」とは、人が生まれながらにもっている権利のことです。この少々難しいテーマを大東学園では三年生で学びます。
授業では人権について、様々な切り口から学び、調べ、討論し、自分の頭で考え、最後は一分間スピーチやグループ発表など、自分たちの言葉で発信していきます。
2012年度のテーマの中には、「写真で伝える世界の子どもたち」、「名ばかり店長と残業未払いの現実」、「紛争解決アニメを制作して」、「3.11東日本大震災」、「青年ユニオン」、「小さな声、社会に届け」、「海外青年協力隊」、「沖縄の基地問題」といった内容の濃いものがたくさんありました。
人として幸せに生きていくために、さまざまな人権を知り、人権意識を育て、社会に羽ばたいてほしいと願っています。
音楽科 コーラス・吹奏楽部顧問 山田 絢香
大東学園では「つながる」という言葉をよく耳にします。
音楽は不思議なもので、感動したり楽しくなったり、また反対に悲しくなったり、様々な感情を呼び起こしてくれます。つまり、私たちは音そのものを感じながら、その瞬間、音楽を通して「つながって」いるのです。
部活では、コンサートや他校の高校生と演奏して仲間と「つながり」、地域イベント、チャリティーコンサート演奏をして社会と「つながって」いく。「つながる」瞬間は感動ですよ。そして、その感動の輪はどんどん周りに広がっていきます。
みなさんと、この大東学園で「つながれる」日を楽しみに待っています。
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