大東学園高等学校 > 学校紹介 > 総合学習
「性と生」、「平和」、「人権」のテーマで、身の回りや社会に起きている問題を学びます。テストはなく、発表や話し合い中心の学習です。自分とは違った意見に出会い、なぜと考えながら、自分の意見を深めていきます。お産に立ち会う助産婦さんやジャーナリストなど外部の講師のお話も聞きます。「人生で役に立つ」「視野が広がった」と、毎年、生徒たちにとって人気のある授業です。
「性」をいのちやこころとつながった大切なもの、一人ひとり違う多様なもの、とらえます。
誤った性情報の横行などで、私たちも影響を受けています。この授業では、確かな情報をもとにして考え、自分らしい行動の選択ができることをめざします。
普通コースの一年生には「性と生」のほかに「未来を拓く」という総合学習があります。この”拓く”は、未開の原野を切り開くという意味があります。外部講師や先輩から話を聞き、職業や必要な資格などについて学びます。実際に職場体験もしながら、人とのつながりや働くこと、生きることの意味を考えます。
沖縄の過去と現在を通して、平和とは何かを学びます。11月の修学旅行は、「平和」学習の一環として、沖縄を訪ねます。地元の方の家庭に泊まる「民泊」では、『沖縄の実情や沖縄に暮らす人たち』を身近に感じることができます。また、「現地高校生や大学生との交流」、「米軍基地の現実」など、自分の目で直接見て感じ、学びます。
パワハラやセクハラ、児童虐待、難民問題など、働く現場や社会で起きることを、人権の視点からとりあげます。
いろいろな意見を交流する中で、解決へ向けて自分がどうしていくか、悩みながら試行するのも楽しみです。人権の考えも深めていきます。